
東京からほど近い三芳町。
その街の一角にたたずむ「月光荘ファルベ」は、100 余年続く絵の具工場を舞台にした、ちょっと不思議でどこか懐かしいアートスポットです。扉を開くと、工場の奥では絵の具職人が100 年前と変わらず色を練り、生きたアトリエでは子どもも大人も思い思いに創作中。手ぶらで油彩や水彩が楽しめ、ワークショップも随時開催しています。
併設のカフェバーでは、パティシエのつくる贅沢なスイーツと、香り高い紅茶やコーヒーを。
色づくりの音をBGM に、ほっとひと息つける特別な時間が流れています。
演奏会やダンス、公演などの小さなステージも定期的に開催され、工場全体が「色と音の小劇場」のよう。
ファルベは、ただのアトリエでも、ただのカフェでもありません。ここは「ものを生み出し、丁寧に磨き続ける暮らし」を提案する、銀座月光荘の実家のような場所。絵が好きな方も、ものづくりをしてみたい方も、誰でも気軽にのぞけます。あなたの毎日に、新しい「色」を
ひとつ連れて帰っていただけたら、そんな嬉しいことはありません。

その昔ヨーロッパでは、貴族たちが狩猟をする際「コルノ・ダ・カッチャ」と呼ばれる角笛を吹いて、暗い森の中で仲間たちと連絡を取り合いました。
クルッと回った管をもち、肩にかけて持ち運べるその角笛(ホーン)は、時を経て現在のナチュラルホルンとなりました。
おーいと呼べばおーいのこだま。
月光荘のトレードマークである「友を呼ぶホルン」に込められたのも、大切な仲間への呼びかけのメッセージ。背景となった文化への敬意を込めて、リニューアルされた月光荘埼玉工場を、ドイツ語で「色」という意味のFARBE(ファルベ)と名付けました。
背景となった文化への敬意を込めて、リニューアルされた月光荘埼玉工場を、ドイツ語で「色」という意味のFARBE(ファルベ)と名付けました。工場の機能であるFactory(工場)、Atelier(アトリエ)、Residence(住まい)、Bar(酒場)、Entertainment(演芸)の頭文字を繋げると、これまた偶然にもFARBE。まさに名は体を表す、必然性のある名称となりました。
月光荘埼玉工場
油絵の具とアクリル絵の具
「自分で売るものは自分で作り、自信のあるものだけを売りなさい。そして売りたいがための値下げで、安売りなんかをしてはいけない。どんな時でもお金の奴隷になってはいけないよ。」
そんな創業者の言葉を胸に、月光荘は今日も真心込めた製品作りに取り組んでいます。
月光荘はオリジナル製品のみを扱う、世界唯一の画材店です。
月光荘ファルべに併設する月光荘埼玉工場では、月光荘の油絵具とアクリル絵絵の具を製造しています。
月光荘ファルべでお茶をしたあとは、ぜひ工場のなかも見学してみてくださいね。
余分なものは足さず、発色を妨げるような過度な調整もせず、顔料本来の個性を活かして職人の手仕事で丹念に練り上げられているので、しっとりなめらかな描き心地が特徴です。
・油絵の具の原料/材料
天然顔料ならびに合成顔料、油各種
・油絵の具の作業工程
1. 長年かけてたどり着いたレシピに基づいて、顔料(色の粉)と油類の配分を正確に測り、巨大なボールに入れ攪拌する。
2.専用の三本ロールミル(練り合わせる機械)にかけて顔料の粒子を細かく均一化していく。使用する顔料によって粒子の大きさが違うなど性質が異なるため、練られた絵の具の状態を見ながらその都度ロール間隔を調整し、一色につきほぼ丸一日、つきっきりで平均8時間ほど時間を仕上げていく。
3.充填機で絵の具をアルミチューブに一本ずつ注入していく。
4.色名のラベルを貼って完成。





















